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RSSフィードへの広告配信その2

なんとなくRSSフィードへの広告配信の続きです。

RSS広告がWebサイト広告と違う部分について、前回はシステム面についてでしたが、ビジネス面についても少しフォロー。
ビジネス面での大きな違いはズバリ、Webサイトに対してエクスクルーシブになりやすいという点です。
なりやすい、というよりは実際はほぼエクスクルーシブでしかありえないのではないでしょうか?

Webページに広告を貼り付ける場合、サイトオーナーは複数の広告プログラムから自由に貼り付けることができます。もちろん広告プログラムがエクスクルーシブを要求している場合もありますが、現実的にはサイトオーナーが自由につけることができます。
これに対し、RSSを代理配信する方式では、広告を埋め込むのは完全に広告プログラムの事業者になり、事業者とWebサイトとの契約は自然とエクスクルーシブになります。

出力されたRSSをさらに他の事業者に渡すことにより複数の事業者を通して配信することもできなくはなさそうですが、渡された側も他の事業者が埋め込んだ広告を配信するわけにもいかないでしょうから、実際ほぼエクスクルーシブになると思います。

あとシステム面の話に戻りますが、不正について。
不正検出の面から考えると、AdSenseのようなiframeを使用してWebページに埋め込まれるものより情報が少ないため、難しい部分があります。
Webページに広告を埋め込んだ場合、広告が表示された瞬間からユーザー動向のトラッキングが可能で、たとえばあるユーザーについて
・表示されたものほとんどがクリックされる
・表示されて数秒以内のクリックが続く
なんて場合には不正とみなすことができます。
しかしRSS広告の場合、コンテンツと同時に広告を配信してしまう必要がありますから、iframeのように表示した時点からのトラッキングを行うことができませんし、少なくとも上記のような不正検知はできなくなります。

RSSフィードへの広告配信

FeedBurner(製作中の日本語版)に続き、Pheedoも日本語化が進行中の模様です。

こうしたRSS広告とよばれるシステムは、RSSをわざわざパブリッシャーに代わってフィードする必要があるため、いままでのバナーやiframeで広告を配信するものとはちょっと違った構成になります。

配信については、いままでのものは広告だけを配信していればよかったのですが、RSS広告は記事も一緒に配信する必要があるため、帯域に関しては負担があがりそうですが、各ページごとに配信が必要だったいままでのものに対して、RSSフィード一つの配信で済むため、一長一短といったところでしょうか。
コンテンツマッチに関しては、メイン記事の他にメニューやリンク集・手作業による広告なんかが入り乱れるWebページに対して、RSSというのは記事だけを対象にするのがカンタンですから、コストは安くなりそうです。
トラッキングと不正防止に関してはいままでのシステムの恩恵をたっぷり受けることができそうですが、新たな不正は常にでてきているのでRSS広告に特化した不正もでてくるんじゃないでしょうか?