なんとなくRSSフィードへの広告配信の続きです。
RSS広告がWebサイト広告と違う部分について、前回はシステム面についてでしたが、ビジネス面についても少しフォロー。
ビジネス面での大きな違いはズバリ、Webサイトに対してエクスクルーシブになりやすいという点です。
なりやすい、というよりは実際はほぼエクスクルーシブでしかありえないのではないでしょうか?
Webページに広告を貼り付ける場合、サイトオーナーは複数の広告プログラムから自由に貼り付けることができます。もちろん広告プログラムがエクスクルーシブを要求している場合もありますが、現実的にはサイトオーナーが自由につけることができます。
これに対し、RSSを代理配信する方式では、広告を埋め込むのは完全に広告プログラムの事業者になり、事業者とWebサイトとの契約は自然とエクスクルーシブになります。
出力されたRSSをさらに他の事業者に渡すことにより複数の事業者を通して配信することもできなくはなさそうですが、渡された側も他の事業者が埋め込んだ広告を配信するわけにもいかないでしょうから、実際ほぼエクスクルーシブになると思います。
あとシステム面の話に戻りますが、不正について。
不正検出の面から考えると、AdSenseのようなiframeを使用してWebページに埋め込まれるものより情報が少ないため、難しい部分があります。
Webページに広告を埋め込んだ場合、広告が表示された瞬間からユーザー動向のトラッキングが可能で、たとえばあるユーザーについて
・表示されたものほとんどがクリックされる
・表示されて数秒以内のクリックが続く
なんて場合には不正とみなすことができます。
しかしRSS広告の場合、コンテンツと同時に広告を配信してしまう必要がありますから、iframeのように表示した時点からのトラッキングを行うことができませんし、少なくとも上記のような不正検知はできなくなります。