ちょっとまとめたり感想かいたりしとく。
1ページ目をまとめると
- 第一世代より前:ディレクトリ(最初のYahooがただのディレクトリだったことって覚えてる?)
- 第一世代:クエリ検索、せいぜい100万ページ、投資は集まるけど収益は良くならない(ネットバブル崩壊前)
- 第二世代(現在):クエリ検索にページ以外のインデックスとの組み合わせ、数十億ページ、リスティング広告の誕生によるビジネスモデルの確立
検索結果とともに表示されるリスティング広告の成功ってのはかなり面白い。
あれだけウザいウザいといわれたウェブページ上の広告ってのが、なんとなく認められて、気が付いたらみんな使ってるような状態になったわけです。
ビジネス的にも、ネットの広告ってコツコツ売り上げ上げるのが大変だったのに、キーワードへのbiddingなんて手法を用意することで価格の下落を防ぐことができてる。まだ成長すると言われながら足踏みしてたネットの広告費用が、ようやくほんとに成長すると確信できる状態になったと。
2ページ目はタイトルをつけるとすると「検索という体験のこれから」ぐらいかな?
- クエリ型とブラウズ型の使い分け
- クエリ型:目的思考の検索、初心者に敷居、補助的な情報で助けることもできる
- ブラウズ型:どこに行きたいのかわからない人向けの検索、敷居は低い
- SRPの将来
- ダイアルアップの時代から、1ページあたり10から20の結果を表示する手法のまま
- ブロードバンドを前途にした新しいSRPを考える時期
- SRPで「その先に何があるかもう少しわかりやすいように工夫をする」のが重要
- 検索結果のrelevancy(ユーザーにとっての品質と考えたらいいかも)
- エディトリアルによる評価、高コスト高品質
- マーケティングベースでのパーソナライゼーション(Local Serchなど)
- これからのパーソナライゼーション「個人の趣向」や「個人の感じかた(Discovery or Recovery)」まで意識
個人的にはSRPでの「その先に何があるかもう少しわかりやすいように工夫」ってのが、テーマとして興味深いのです。Pedersenの言うような単純なpreloadじゃGoogle PreviewにDHTMLしただけじゃない?って思うけど。
この、サイトのサムネイルってものも、先に何があるかわかる工夫って意味では、情報が凝縮されたウェブページを単に縮小しても(ページは派手になるけど)単なるジャマな画像にしかならないわけで、「WEBページがキオスクになる日 (hirax.net)」にあるgirafaのような工夫がしたい。
これからのパーソナライゼーションってのは、技術的にはデータマイニングだとかで、得に目新しいことはなく進みそうなんだけど、常にプライバシーとの兼ね合いがあるんで、バランスとりながらやってくんだろうな、と。
DiscoveryかRecoveryかってのは、話が進みすぎというかなんというか、現状はユーザー側で使い分けてることを検索エンジン側で吸収しようという意欲を感じる。下手したらすごいおせっかいになりそうなんだけど、だからといってイラネーとも言いきれないところ。
3ページ目、話は発散してますのでまとめません
clusty.comに関しては、クラスターそのものはアイディアとしてや技術としては有用だけど、クラスターって概念をユーザー側に「はいどうぞ」ってしても、なかなか受け入れられないもんだな、と。
第三世代の検索についてもほんわかとイメージしつつあるようで、とりあえずパーソナライゼーションは第三世代と呼べるわけではなくあくまでも現状のものをパーソナライズしたもので、第三世代ではソーシャルネットワーキングなんかのコミュニティと知識検索が融合したようなものを考えてるみたい。flickrのタグのことをからめて、「ユーザーからのフィードバック」ともしてます、はてなBookmarkのタグの重みが検索結果に影響するような考え方でいいのかな?
しかし、なぜかYahoodでもBetaリリースされてるデスクトップ検索は記事中ではノータッチでした。もちろん絡んでくるハズだろうけど。
デスクトップ、コミュニティ、ディレクトリ、ウェブページってのが、タブ切り替えじゃなくって、ごっちゃになりつつも区別がつくような検索ができるようになれば、それは第三世代と呼ばれるんじゃないか?と思う。
感想としては、明るい未来が見えるようで、あんまり見えない。
タイトルは「日米Yahoo! Searchのキーパーソン」ってなってるけど、日本の人は2ページめ以降は聞き手になってるのです。
やっぱりYahooにしてもGoogleにしても、アメリカ側で開発して日本のはローカライゼーションしてるだけって状況は悲しい。